インターネットが普及するにつれ、グローバルで、ユーザー同士の距離がどれだけ離れていようと、通信環境さえあれば、テレビ会議ができるようになった。ただ、テレビ会議では多くの場合カメラが定点式であり、ユーザーは着席を求められ、記録のためにホワイトボードを使用したり、はたまた移動したりすることを制限される。可能であれば、もっと自由に、のびのびと相手の顔を見ながら話したいと考えるユーザーも多いだろうが、Googleがそんなユーザーの思いに応えるような特許を申請している。 米Googleが現地時間9日、米国特許商標庁(USPTO)に提出した特許申請資料を確認すると、4つのプロペラが付いたクアッドコプターに、iPadのようなタブレットが吊るされている様子が見てとれる。これまでも、追従式のホイール付きロボットに、iPadを搭載するというアイデアはあったが、それではフロアの移動が制限されるため、真にテレビ会議中の移動が自由になるとは言えなかった。しかし、今回のGoogleの特許を見るに、そうした問題は完全に解決され、もはや外を歩きながら会議、なんてことも可能になりそうな様相すらある。 本件に関して、Googleからのコメントはないが、仮に即座の商品化がなくとも、社内でこうしたアイデアが練られていることは間違いないだろう。真にストレスフリーなテレビ会議の実現は、もうそこまで迫っているのかもしれない。
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