ジュピターテレコム(J:COM)は11月19日、ジャパンケーブルネット(JCN)と経営を統合することを発表した。KDDIよりJCNの全株式を取得するため、株式譲渡契約を締結した。 KDDIおよび住友商事は、2012年10月24日以降、J:COMを共同経営し、J:COMとJCNとの統合を予定していることを公表していた。すでにJ:COMは両株主による共同経営体制に移行していたが、今回の株式取得で、経営を統合する。株式譲受けの実行は、2013年12月2日の予定。 また、2014年4月を目標とし、J:COMとJCNを合併する準備を進める。 なおJ:COM、JCNおよび両株主の4社は、統合準備委員会を設置し、円滑な経営統合の実現を目指すとともに、同委員会傘下の、分野別(事業戦略、商品・メディア、営業、 技術、人事・組織、管理)の準備部会等を通して経営統合に向けた具体的な協議、準備作業を進めているとのこと。