米アマゾンの関連会社であるAmazon Web Services社(AWS)は11月14日、米国で開催中のre:Inventで、大量のストリーミングデータをリアルタイムで処理するサービス「Amazon Kinesis」を発表した。 現在のビッグデータ処理は、Hadoopが使用しているようなバッチ指向のアプローチや、データウェアハウスなどのデータベース技術が主流となっている。しかし、これらのシステムは、リアルタイムで急激に変化するデータのストリーミングフィード処理を必要とするアプリケーションに対応できていなかった。 「Amazon Kinesis」を利用することで、きわめて多数のソースから1時間あたり数テラバイトのデータを保存・処理することが可能となる。これにより、Webサイトのクリックストリーム、マーケティングおよび財務に関連するトランザクション、ソーシャルメディアからのフィード、ログや計測データ、位置情報の追跡機能を用いたイベントなどの、リアルタイムデータを処理するアプリケーションがより簡単に構成可能となる。 Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、Amazon Elastic Map Reduce(Amazon EMR)、あるいはAmazon Redshiftなどの他のビッグデータサービスにデータを送信することも可能。Amazon Kinesisのクライアントライブラリは、負荷分散、コーディネート、および耐障害性の確保を簡素化し、開発者はAWS Auto Scalingを利用することで弾力性のある高パフォーマンスなAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)処理クラスターを簡単に作成できる。サードパーティー製品の組み込みも可能。
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