パシフィコ横浜で開催されている「FPD International 2013」で、フィリップスは裸眼3Dの技術を展示していた。 フィリップスでは、レンチキュラー方式の3Dディスプレイ技術を提供するパートナープログラムをグローバルに展開している。ブースでは、ドルビーとシャープの共同開発による大型ディスプレイの裸眼3Dシアターが人気を呼んでいたが、エンドユーザーに身近な技術として、特殊なレンズパネルを装着した3Dディスプレイの展示も目を惹いた。 というのは、ノーマルのMacBook Pro Retinaで映画などを裸眼3Dで楽しめるという展示だったからだ。フィリップスの裸眼3Dはレンチキュラー方式のため、本来は専用画面が必要だが、フィルム形式の特殊レンズをMacBookの画面に取り付け、再生はソフトウェアによって処理することで、既存製品を簡単に裸眼3D化できるというものだ。 展示は2種類あり、3Dの奥行きが浅く、視野角が120度と広いタイプと、カメラによって視聴者の視点を計測して最適な3D映像を表示する(アイトラッキングシステム)ものだ。後者はより深い3D映像が楽しめるという。 フィリップスでは、主にテレビ向けにこの技術を展開したいとしているが、スマートフォンや自動車のダッシュボード、HUDなどにも応用が可能だとしている。
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