大人になって子ども向けの玩具では遊ばなくなるのは自然な流れだが、子を持つ親になって、子ども向けの玩具を再び手にして、その進化に驚いた経験はないだろうか。そして子どもと一緒に、同じ玩具にハマってしまった経験もないだろうか。 バンダイカード事業部は、幼稚園児・小学生の子どもを持つ20~30代の既婚男女を対象に、「子どもとの遊び」に関する意識・実態調査を実施した。調査から、玩具のクオリティ向上により、子どもと一緒に玩具に熱中するパパ・ママが増えているという実態が明らかになった。 はじめに、「親になってから、子ども向けの玩具の進化に驚いた経験はありますか?」と質問したところ、75%が「ある」と回答。具体的には、「スマートフォンのようなおもちゃで音楽が聴けたり、赤外線通信ができたりすること。(29歳・女性)」、「音声と光の変化や、玩具のフォルムの素晴らしさ。(35歳・男性)」、「お菓子がつくれたり、髪飾りができたりなど、大人でも楽しめるものが多いこと。(29歳・女性)」など。 「親になってから、玩具への興味は高まりましたか?」と聞くと、65%が「高まった」と回答した。さらに、「子どもと一緒に、同じ玩具にハマった経験はありますか?」という質問でも、48%が「ある」と答えた。 このような背景で、バンダイは親子一緒に遊べる玩具を開発しており、その中でも力を入れているのが、「デジタルキッズカードゲーム」だ。ひとことでいうとデジタルデータとカードゲームを融合させたもの。現代の20~30代の親は幼少の頃「カードダス」に熱中していた世代なので、自分の子どもがカードで遊んでいるところを見れば懐かしさを感じるだろう。実際に今回の調査でも、子どもがデジタルキッズカードゲームで遊んでいるという親を対象に、「子どもと一緒にデジタルキッズカードゲームで遊んだことはありますか?」という質問をしたところ、67%が「ある」と回答した。 バンダイによると、「デジタルキッズカードゲーム」の中でも特に人気が高いのが、「ドラゴンボールヒーローズ」と「アイカツ!」だという。ゲームの特徴は以下の通り。子どもと一緒に遊べば親子の絆は深まる? デジタルキッズカードゲームで人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズをテーマとしたのが「ドラゴンボールヒーローズ」(1プレイ1枚100円)だ。ゲームに登場するアニメ登場キャラクターはドラゴンボールコンテンツ最大級だという。子どもはもちろん、若いパパ世代も昔を思い出しながら懐かしく楽しめる。「ふたりで対戦」モードで、親子でバトルを楽しむこともできる。 いっぽう女児に人気のデジタルキッズカードゲームが「アイカツ!」だ(1プレイ1枚100円)。憧れのアイドル活動を体験できる。バンダイによると、一緒にカードを集めたり、カードの組み合わせ(コーディネート)を考えてバトルにチャレンジするなど、母娘そろって全国ナンバーワンアイドルをめざして楽しんでいるという。発売以来順調にファン層を拡大しているそうだ。「子どもとの遊び」に関する意識・実態調査●調査期間:9月18日(水)~24日(火)●調査対象:20~30代既婚男女300名幼稚園児・小学生の子どもを持つ人●調査方法:インターネット調査