ソニーブースでは、CEATECらしい新技術の展示を発見した。それは、4K対応のソニーハンディカムと56型という大型の有機ELディスプレイだ。 ハンディカムは、AX-2000をベースに4K対応させたもので、解像度は4K/60p、150Mbpsの高ビットレートの撮影が可能となっている。ハンディカムとしてコーデックなども一体型なので、対応テレビにはHDMIケーブル1本で接続可能な仕様となっている。 記録媒体はXQDという大容量のメモリデバイスを使う。録画可能な時間は60pのレートで約50分だという。ファームウェアのアップデート用にユーティリティSDスロットというSDカードのインターフェイスを持つ。 ソニーでは、4K対応ハンディカムを11月に発売する予定でいる。価格は42万円程度になる見込みだそうだ。 56型の有機ELディスプレイは、試作品の参考展示だが、この発色のよさは会場でじかにみてもらったほうがよいだろう。試作品のためスペックは公開されていないが、ソニーとしては市販も視野に入れているという。