富士通は27日、高齢者ケアクラウド「FUJITSU Intelligent Society Solution 往診先生」に、富士通システムズ・ウエストが開発した、介護事業者向け業務支援サービス「介護の森シリーズ」を追加し、販売を開始した。 「高齢者ケアクラウド」は、「在宅医療・介護」「地域・NPO」「生活産業」といった高齢者を支える関係者を包括的に支援するクラウドサービス。今回、展開中の「在宅医療・介護」(サービス総称:「往診先生」)に、介護事業者向けのサービス「介護の森シリーズ」を追加し、販売するもの。 「介護の森シリーズ」は、「介護の森SaaS」「介護請求伝送サービス」「介護の森 Pro ASタイプ」という3種類のサービスとなっている。 「介護の森 SaaS」は保険事務処理の負担を軽減できるSaaS型サービスで、提供票入力画面より、介護保険および保険外の実績も入力でき、各県の国保連合会へ請求を行うためのCSVファイルを作成できる。 「介護請求伝送サービス」は、介護事業者から国民健康保険団体連合会への伝送請求処理を、介護請求伝送サーバを介すことにより、インターネット接続環境で実施できるようになる。 「介護の森 Pro ASタイプ」は、在宅事業者の介護事業ごとに専用システムをラインナップし、在宅事業者向けの業務システムをサポートする「在宅チームケアSaaS」との連携も可能で、たとえば介護の現場で課題となっている利用者情報や訪問スケジュールなどの情報の二重入力を解消するなど、介護事業者の負担を減らしつつ質の高いチームケアの実現を支援する。
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