AXSEEDは30日、同社が開発・販売するモバイル端末管理(MDM)システム『SPPM2.0』を、NTTドコモの法人向けサービス「ビジネスプラス」上で提供することを発表した。9月2日から提供を開始する。 『SPPM2.0』は、1,250社・合計端末台数125,000台を超える導入実績を持つMDM。ITシステム管理者や情報管理担当者向けのモバイル端末(スマートフォン、タブレット)統合管理システムで、ドコモのスマートフォン103機種(OS Versionごと)に対応している。今回「エントリー・プラン」と「アドバンスド・プラン」の2種類をラインアップして提供する。 「エントリー・プラン」は、緊急時端末ロック・データ削除・端末初期化・異常状態検知・ユーザー権限管理・グループ管理・パスワード管理など、端末の盗難・紛失の際の情報漏えいを防ぐ基本機能プラン。「アドバンスド・プラン」は、さらにデバイス機能制限・発着信履歴取得・アプリ一覧取得・アプリ監視・Wi-Fi接続先制限など、詳細な機能制限が可能なプランとなっている。利用料金は150~300円/台・月(税抜、連携オプションは別途費用)。 ドコモ「ビジネスプラス」は、MDM、グループウェア、オンラインストレージ、ネットワーク電話帳など、スマートフォン向けクラウドサービスをパッケージで提供する法人サービス。導入からサポート、料金の請求までNTTドコモが一元的に実施する。