ICT総研は11日、スマートデバイス(スマートフォンとタブレットの総称)市場の調査結果をまとめた結果を発表した。 2012年度のスマートデバイス出荷台数は、前年の1.3倍の3,448万台。携帯電話キャリアのスマホラインナップの充実、7インチタブレットの浸透などを背景として、大きく市場規模を拡大させた。なおこの出荷台数は、同年のノートPCの出荷台数の3.3倍、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)の2.9倍にあたる。今後は、伸び率は鈍化するも堅調に増加を続け、2016年度には2012年度比1.3倍の4,533万台となる見込みとした。 スマートフォンとタブレットの比較では、2012年度は、タブレット端末の比率が14.2%に拡大。2013年度以降もタブレット端末の出荷台数伸び率がスマートフォンを上回り、2016年度はスマートデバイス全体の22.3%を占める見込み。タブレット端末の出荷台数は2016年度1,013万台となり、同年のノートPC全体の出荷台数予測940万台を上回ると予測された。 2012年度のスマートデバイス出荷台数に占める法人向け比率は6.8%の233万台。2014年度に10%を超え、2016年度には12.9%に拡大する見込みだ。
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