「なぜだろう?」と思わないと何も生まれないのだ……。エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人代表取締役社長CEOが、ビジネスの成功をめざす人に、ビジネスマインドを語った。 ペルノ・リカール・ジャパンが展開するスコッチウイスキー『シーバスリーガル』では、幻冬舎発行の男性誌『GOETHE(ゲーテ)』の協力のもと、5月27日、東京の六本木アカデミーヒルズにて『シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・ビジネスセミナー2013』を開催した。 講師の松浦氏は、1月に『シーバスリーガル』が『ゲーテ』とともに開催した、第3回「シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード」の審査員選考部門を受賞している。セミナーでは、ビジネスの成功をめざす人々へ向けて、今年で25周年を迎えるエイベックス・グループ・ホールディングスの歴史と、自身のビジネスマインドについて語った。 松浦氏は「『だれもやらない、だからエイベックスがやる』、『いつも全てに疑問を抱く“なぜだろう?”』、『業界の常識は非常識』、この3つを、思い込むのではなく、常に自然に思っている」と語る。ビジネスの師匠は父親だという。中古車販売の商売をやっている姿を、小さい時から見ながら学んできた。 アーティストが売れる、売れないというのは、松浦氏によると「自分を信じるか信じないか、相手を信じてあげるか、ということ。もしくは、あきらめないでやり続けることに尽きる」という。 松浦氏は、ここ数年のビジネスは、BeeTV のようなプラットフォームを作って会社を安定させてきた。「そのプラットフォームを充実させると同時に、生業であるコンテンツ創りももちろん強化してバランスをとっていくわけで、それらを創り出す人間を作れるかということにかかっている」。「エイベックスは、もはや新しい会社ではないので、新しいもののイメージを作り続けなければいけない」と、展望を述べた。 「シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード」は、“ビジネスを通して社会に活力を与え、社会貢献にも寄与した人”に授与される。「シーバスリーガル」のブランド精神=“ビジネス成功をめざす人々の力になること、そしてその成功を社会へ還元していくこと”、が背景にある。
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