「それでも、生きてゆく」は、東日本大震災直後、辻井がアメリカツアー中に即興的に演奏した曲に、新たにATSUSHIが歌詞を書き下ろして楽曲を完成。「苦しさの中でも、いつか希望の光が灯る」というメッセージが込められた歌詞を、万感の想いを込めて歌い上げる。
同じ音楽家でありながらも、全く違う道を歩んできたEXILE ATSUSHIと辻井伸行だが、「大変な思いをされている方々を音楽の力で励ましたい・・・」という思いが、同曲に結実した。
クリップでは、辻井伸行が“想い”を込めてピアノを弾き、その横でATSUSHIが“願い”を込めて歌い上げる。シンプルな映像から、二人の信念がより深く、強く伝わってくる。また、ビデオには、華道家・木村貴史、キャンドルアーティスト・高橋成彰、書道家・高野こうじ、グラフィックデザイナー・池城由紀乃といった様々なジャンルのアーティスト達が二人の“想い”を作品へと具現化し、最後には子どもたちが心のままに描いたアート作品が加わる。
ATSUSHIは「撮影現場は愛に溢れている作品ばかりで、心が感じられる空間で、ずっとそこに居たいと思えるような、感動的な空間でした」、辻井は「この曲は震災以降、コンサートのアンコールでは必ず演奏している大切な曲です。ビデオでは華道家、書家、キャンドルアーティスト、グラフィックデザイナー、子どもたちといったたくさんの方々が参加して下さいました。アーティストの方々が僕の曲からイメージを湧かせて各々作品にしてくださった今回のMVは、本当に素晴らしい作品になったなと感動致しました」とコメント。ATSUSHIの優しげなボーカルと辻井の繊細なメロディーが見事なハーモニーを織りなしている。