元ピチカート・ファイブのリーダーで音楽プロデューサーの小西康陽氏が、新潟県を拠点に活動する3人組アイドルグループ・Negiccoの新シングルでプロデュースを担当することが明らかになった。 小西氏がプロデュースするのは、Negiccoが結成10周年記念シングルの第2弾として5月29日にリリースする「アイドルばかり聴かないで」。今回、小西氏がプロデュースを担当するきっかけとなったのは昨年、小西氏にあこがれ続けていたというNegiccoのプロデューサーconnie氏との出会い。その際に小西氏から「いつかオレにも曲を提供させて下さい」と提案したことで、Negiccoとのタッグが実現したという。 「アイドルばかり聴かないで」というタイトルからすでに印象的な同楽曲は、アイドルファンのボーイフレンドを持つ女の子のもどかしさをキュートに歌ったナンバー。connie氏は「全てのアイドルファンの方はもちろんアイドルファンの彼氏を持つ女性、そして音楽ファンの方にも聞いていただきたいです。アイドルに嫉妬したり、アイドルソングに嫉妬したり」とアピールする。 また、学生時代には「アイドルに曲を書くのが夢だった」という小西氏も、今回の自身の楽曲について、「アイドルに曲を書くのが夢だった高校・大学時代の自分に聴かせてやりたいくらいの、<私の中の筒美京平>が暴発したような作品です。つーか、コレはロックンロールだ! 破壊力バツグン!」と自信をみなぎらせた。 「アイドルばかり聴かないで」は5月29日発売。カップリングにはconnie氏が小西氏への愛とリスペクトを込めた楽曲「新しい恋のうた」を収録する。CDのみの通常盤に加え、DVD付きの初回限定盤、完全限定生産の7インチアナログ盤も発売する。