電子情報技術産業協会(JEITA)の関連団体となるパソコン3R推進協会は、家庭から廃棄された使用済みパソコンの2012年度の回収・リサイクル実績が約42万台になったと発表した。 パソコンメーカーにより、家庭から廃棄された使用済みパソコンの回収・リサイクル実績は、5年前の2008年度に32万1,481台、09年度に32万4,543台、10年度に36万7,564台と推移し、昨年度の11年度には40万台を突破して41万5,480台を記録。右肩上がりの傾向が継続し、12年度には41万9,511台となった。 製品カテゴリ別に見てみると、デスクトップPCが12万7,499台で前年度比97%、製品構成比30.4%。ノートPCが12万5,849台で前年度比111%、製品構成比30%。CRTディスプレイが4万393台で前年度比78%、製品構成比9.6%。液晶ディスプレイが12万5,770台で前年度比106%、製品構成比30%。