NTTドコモは29日、高速通信サービスLTEに対応した「Xi」(クロッシィ)移動基地局車の導入を発表した。31日より導入を開始する。 移動基地局車は、大規模災害時の被災地における迅速なエリア復旧や花火大会、大型コンサートなどの集客イベント時において、基地局車周辺における通信の確保、または通信品質の維持・向上を目的とした設備。これまでにドコモでは、FOMAに対応した移動基地局車を約50台導入している。 今回これに改良を加え、「Xi」に対応した。31日に1台導入し、2013年夏までに全国で合計約30台を導入する予定だ。さらに今後、一部車両では、受信時最大112.5Mbpsの高速通信サービスにも対応する。