SK Telecomのモバイル端末向け地図情報サービス「Tmap」。これをベースにした車内情報サービスの基盤となるのが「SK Vehicle Infortainment Platform」だ。昨年末からサービスインしており、対応している自動車メーカーはルノーである。
MWC 2013のデモ展示車両は、Tmapによるナビゲーション、モバイルネットワーク上のチャット、音楽配信、動画配信、動画・静止画のストレージサービスなどが利用できるようになっていた。車内の情報端末はスタンドアローンでもカーナビとオーディオとして機能するものだが、同端末がWi-Fiのアクセスポイントとなりスマートフォンと接続することで、これらのサービスを可能にしている。接続方式をBluetoothにしなかったのは、動画転送を含むさまざまなサービスを可能にしたいためとのことだ(SK Planet Tmap Business Team Manager Min氏)。SK Telecomでは、この接続のことをP2C(Phone to Car)と呼んでいる。