子どもから大人まで幅広い人気のあるアニメ『ドラえもん』に、人気俳優の向井理さんがカメオ出演することになった。3月1日19時から放映される番組の「最強!ころばし屋Z」のエピソードに登場する。向井さんが演じるのは、アクションスター“向井おさる”である。華麗な身のこなしとコミカルなセリフが特徴だ。発表と同時に公開されたキャラクターは、向井さん似のイケメンになった。しかも、この向井おさるは、向井理さんの未来の子孫との設定だという。もともと何の取り柄もない少年だったおさるは自分のひいおじいちゃん向井理が俳優であることを知り、芝居の世界を志した。「俺はひいおじいちゃんを超えるスターになる!」が夢だ。番組内では、22世紀で撮影中のドラマ『サルカニ刑事(デカ)』内で、華麗な!?アクションも披露するらしい。向井ファンも『ドラえもん』ファンも必見だ。個性的なキャラクターを演じることになった向井さんだが、すでにアフレコは1月下旬に都内のスタジオで終了している。カメオ出演だけでなく、声優も初挑戦となった。これまでもテレビのナレーションやナビゲーターを務めた経験はあり、この新たな挑戦の結果が気になるところだ。さらに向井おさるは、本年3月9日公開の『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』にもカメオ出演する。映画のどのシーンに登場するかは、観てのお楽しみだ。この「映画ドラえもん」のカメオ出演は、実は2011年の「福山雅秋」(福山雅治)、2012年の「甘栗旬」(小栗旬)に続くものである。いずれもイケメン俳優ばかりで、「映画ドラえもん」の新しい楽しみのひとつになっている。[向井理さんコメント]―-「ドラえもん」のテレビシリーズと映画に出演が決まったときの感想「小さいころから見てきた作品だったので、自慢になると思いました(笑)まさか自分が出られるとも思っていなくて、ずっと見る側だったので、嬉しかったです。」―-好きなキャラクターは?「ジャイアンが好きですね。自分が大人になって改めて考えてみるとかわいく見える存在です。愛されキャラだと思ってます。」―-アフレコを終えてみての感想「難しかったです。周りの方から聞いてはいたんですが、身を持って体感しました。普段のお芝居だと自分の体や表情で表現が出来るんですが、声だけでどのような絵になるのか分からないまま演じるのは、難しいですね。」―-「ドラえもん」の魅力とは?「夢がある、ということだと思います。小さいころはひみつ道具を見たり想像するだけで、ワクワクしましたし映画になると、長いストーリーの中にドラマ性も含まれるので、小さいころに見に行って感動したのを覚えています。そして単に夢だけでなく、人の気持ちを揺さぶる作品になっていることが魅力だと思います。」『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』3月9日(土)全国東宝系ロードショーhttp://doraeiga.com/2013/[スタッフ]原作: 藤子・F・不二雄監督: 寺本幸代主題歌: Perfume(「未来のミュージアム」)脚本: 清水東演出: 山岡実キャラクターデザイン: 丸山宏一美術監督: 土橋誠録音監督: 田中章喜[キャスト]ドラえもん: 水田わさびのび太: 大原めぐみしずか: かかずゆみジャイアン: 木村昴スネ夫: 関智一ドラミ: 千秋