Googleは5日、現実世界の“モノ”や“モノとモノの間のつながり”をコンピュータが認識できるようにする新技術「ナレッジグラフ」を発表した。 「ナレッジグラフ」は、5億7千万以上の人や場所、ものごとに関する情報と、180億以上の属性や関連性を含む構造化されたデータベースを持っており、入力されたキーワードが何を意味するかを把握したうえで、検索結果の一部として表示する技術だという。 ナレッジグラフの技術を活用することで、検索結果にサマリーを表示したり、関連情報を調べやすくする機能を実現した。たとえば「ルーヴル美術館」について検索すると、所蔵作品や開館時間なども表示される。また関連情報のサムネイルをクリックするだけで検索結果が変わり、入力せずに次々と調べていくことが可能となっている。さらに、類義語がある場合は、それぞれの解釈に従ったリンクを複数表示する。 現在、著名人(ミュージシャン・グループ、俳優、歴史的人物、スポーツ選手・チームなど)、エンターテイメント(映画・テレビ番組、芸術作品など)、場所(有名な建物や観光地、国内外の自治体など)、自然科学(生物や天体、化学物質など)等のキーワードに対応しており、今後、表示できるカテゴリは拡充される予定。
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