日本ヒューレット・パッカードは12日、液晶ディスプレイ部とキーボード部分が着脱可能でタブレットとしても利用できるハイブリッドPC「HP ENVY x2」を発表した。販売開始は2013年1月、販売は直販のみで行い、予想実売価格は70,000円前後。 「HP ENVY x2」は、Windows 8(32bit)搭載。液晶部とキーボード部を接続すればノートPC、キーボード部を外して液晶部だけでもタブレットPCとして使えるハイブリッドPC。筐体は軽量なアルミニウム製で、液晶ディスプレイにはマルチタッチ操作対応の11.6インチワイドIPSディスプレイを採用。キーボードドック(キーボード部)を装着した状態では最大約14時間の長時間駆動のモバイルノートPCとして使用可能。CPUは「Clover Trail」ことIntel Atom Z2760(1.8GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GB SSD。 タブレット側には前面にフルHD(1080p)対応のWebカメラ、後面に8MピクセルのWebカメラのほか、重低音を再生するBeatsAudioステレオスピーカー2基も装備。またNFCもタブレット側に搭載している。 キーボードは、キーピッチ18.9mm、1.5mmストロークのフルサイズタイプ。インターフェースは2in1メディアスロット、HDMI、USB2.0×2(電源オフUSBチャージ機能対応×1)などで、キーボード側の両サイドに装備している。液晶側にはmicroSDスロットを備える。 バッテリはキーボード、液晶それぞれに搭載しており、タブレットとして約7.5時間、ノートPCとして約14時間の駆動が可能だ。本体サイズはタブレットが幅303.9mm×奥行193.6mm×高さ8.55mm、重量は710g。キーボードとの合体時は、幅303.9mm×奥行207.1mm×高さ18.9mm、1.41kg。
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