米Corning(コーニング)とアトメル(Atmel)は、共同で開発を進めるマルチタッチ対応の超薄型静電容量方式タッチスクリーンをCOMPUTEXの会場に展示した。 特殊ガラスとセラミック関連の技術で業界をリードするコーニングは0.4mm厚の極薄「Corning Gorilla Glass」を開発。これにタッチテクノロジー半導体のスペシャリストであるアトメルが開発したXSenseフレキシブルタッチセンサーを組み合わせたタッチパネル液晶搭載の試作タブレットがブースで紹介されている。 これまで0.5mmよりも薄いカバーガラスを使った場合、比較的高い電気抵抗を持つセンサーシートと最適化されていないコントローラーを備えたタッチモジュールでは、SNが低くなり、十分なマルチタッチ性能が得られないとされてきた。今回両社が共同開発を行ったことで、0.4mmの薄さながら高い耐久性を備え、滑らかで正確、かつ俊敏なレスポンスを持ったタッチパネルを実現することができた。 試作されたパネルは5本までの指の動きを正確にトレースすることができる。展示スタッフによれば、XSense独自の回路設計により、タブレットなどの機器に組み込んだ場合は表示性能を損なうことなくベゼルの幅を狭めることができる特徴があるという。現在は最大15インチ程度のサイズまで展開が見込まれている。
【COMPUTEX TAIPEI 2014 Vol.5】ASUS、5モードに切り替え可能なWindows/Android対応「Transformer Book V」を発表2014.6.3(火) 16:27
ASUS、18.4型の大型Androidタブレット「ASUS Portable AiO P1801-T」 2013年8月29日 ASUSTeKは29日、18.4型の大型ディスプレイを搭載したAndroid…