シャープは9月28日、運転資金の安定性を確保するため、みずほコーポレート銀行および三菱東京UFJ銀行とシンジケートローン契約を締結したと発表した。契約金額は総額3600億円。 内訳は、1800億円のタームローンと、上限1800億円のアンコミット型融資枠。契約締結日は9月27日で、契約期間は2012年9月28日から13年6月30日までとなっている。 シャープが8月2日に発表した通期(2013年3月期)業績見通しは営業損益が1000億円の赤字となっており、シャープはその後、経営改善対策として希望退職募集、給与減額などを打ち出している。