日本マイクロソフトは5日、パートナー企業各社とともに、サーバ オペレーティング システムの新製品「Microsoft Windows Server 2012」の提供を開始した。9月よりボリュームライセンスの販売を開始し、9月26日よりパッケージ製品の販売を開始する。 Windows Server 2012は、企業内の小規模なサーバから大規模なクラウド環境まで、さまざまなニーズに対応するため、前バージョンのWindows Server 2008 R2に比べ、180以上の新機能の実装と機能強化が行われているという。 新しいHyper-Vは、最大320基の論理プロセッサ、4TBの物理メモリ、仮想マシンごとに最大1TBのメモリ、64基の仮想プロセッサがサポートされた。クラスター環境では、最大4,000台の仮想マシンを実行可能となっている。さらに、大容量対応の新しい仮想ハードディスク「VHDX」 、強化された「動的メモリ」および新しい仮想ネットワーク スイッチ「Hyper-V拡張スイッチ」などにより、要求が厳しいクラウド環境にも対応した。 また新ファイル システム「ReFS」(Resilient File System) を採用。ディスクの更新中の電源障害などによる問題を回避し、データの信頼性を向上させた。さらにWindows Azure仮想ネットワークと組み合わせ、Windows Azureと社内システムが同じネットワーク上にあるかのように利用できる。Windows 8のマルチタッチ機能に対応したスレートデバイスにも対応している。
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