松竹は、「木下惠介生誕100年記念事業」の一環として、木下惠介監督作品の魅力を伝えるため、日本の気鋭の監督たちによる新たな映像プロジェクトを始動する。 「木下惠介生誕100年記念事業」では、日本の映画業界を牽引する実力派3監督による、木下惠介オリジナル映像プロジェクトが始動。橋口亮輔(『ぐるりのこと。』監督) が映画『二十四の瞳』、本木克英(『おかえり、はやぶさ』監督) が映画『カルメン故郷に帰る』、原恵一(『河童のクゥと夏休み』監督) が映画『楢山節考』のオリジナル予告編を新たに制作する。 現在、3監督は『二十四の瞳』のロケ地である小豆島、生誕地である浜松など縁の地を訪ねる一方で、多くの作品で音楽を手掛ける実弟の木下忠司氏等の関係者から当時の話を聞くなど、木下監督と作品の世界へ理解を深めながら予告編編集作業に入っている。予告編の完成は8月中旬頃を予定。予告編は、これから発売の各作品のブルーレイの映像特典として収録される他、「木下惠介生誕100年公式サイト」で8月末より配信予定だ。