改正法の理解も合わせフィッシングに注意を……6月度ウイルス届出状況
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6月のコンピュータウイルス届出状況では、ウイルス検出数は21,990個と、5月の20,236万個から8.7%の増加となった。届出件数は958件となり、5月の970件から1.2%減少した。コンピュータ不正アクセス届出状況では、6月の不正アクセス届出件数は2件で、そのすべてに何らかの被害があった。相談件数は38件で、このうち12件が何らかの被害に遭っている。被害届出の内訳は、なりすまし1件、不正プログラム埋め込み1件であった。ウイルス・不正アクセス関連相談総件数は1,097件で、このうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が319件(5月は243件)、「偽セキュリティソフト」に関する相談が10件(5月は21件)、Winnyに関連する相談が3件(5月は3件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が1件(5月は3件)などとなっている。
2012年上半期(1月から6月)のコンピュータウイルス届出状況では、届出件数は5,300件となり、減少傾向が続いている。コンピュータ不正アクセス届出状況では、同半期の不正アクセス届出件数は47件で、前四半期から7件の減少となった。このうち35件が何らかの被害に遭っている。被害届出の内訳は、侵入17件(前四半期は23件)、なりすまし14件(前四半期は9件)、不正プログラム埋め込み3件(前四半期は3件)、メール不正中継1件(前四半期は0件)であった。実際に被害があった届出(35件)のうち、原因の内訳はID・パスワード管理不備が7件、古いバージョン使用・パッチ未導入が5件、設定不備が4件、などであった。
改正法の理解も合わせフィッシングに注意を--6月度ウイルス届出状況(IPA)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》