4日から東京ビッグサイトで開催されている「国際電子出版EXPO」において、PDFから簡単に電子ブックコンテンツを作成、公開できるActibookシリーズを展開するスターティアラボが、HTML5ベースのコンテンツを配信するシステムを展示している。 ブースでは、出版社および商品カタログに電子ブックを利用する一般企業らに向けて、スターティアラボの一連のソリューションのデモが見られるようになっている。 Actibookは、電子ブックの配信をFlashベースとすることで、特殊なリーダやソフトなどを不要とした電子ブックプラットフォーム。電子ブックのオーサリングから配信サイト構築、会員管理や課金システムまでを取り揃えているとのことで、リソースやノウハウを持たない出版社も簡単に電子出版ビジネスを始められるとのこと。 スマートフォンやタブレットにはActibook用のアプリ経由で電子ブックコンテンツをダウンロード、または配信によって閲覧できるとのことだが、ブースではHTML5対応のActibookページも見ることができる。HTML5対応は、利用者のリクエストが多かったため開発した(スターティアラボ WEBソリューション事業部 営業部8課 河合敬子氏)という。まだベータ版ではあるが、すでに実際のカタログサイトなどに利用している企業もある。 ブースで説明してくれた河合氏によれば、電子ブックのソリューションも多様になり、最近ではマーケティング機能の強化がトレンドとなっているそうだ。スターティアラボでも電子ブックサイトのアクセス履歴の解析にGoogle Analyticsを利用していたが、Actibook Analyticsという独自のログ解析システムもリリースして、データ解析機能の強化を進めている。
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