KDDIと沖縄セルラーは25日、今夏実施される全国の各種イベントにあわせ、車載型基地局の導入などによるエリア対策を実施することを発表した。同日より、対策状況が確認できる専用サイトも開設した。 ユーザーからエリア対策の要望が多いイベントを抽出し、最大で、1イベントあたり、臨時のau Wi-Fi SPOTを5局、車載型基地局を2台出動させる。また、今年から新たに、可搬型基地局を出動させる。「札幌国際ハーフマラソン」「伊勢神宮奉納全国花火大会」「隅田川花火大会」など全国の主な花火大会、全国の主な夏祭り、その他主要イベントなど、全国301のイベントで対策を実施する。対応期間は、2012年7月～9月末。 専用サイトでは、KDDIがエリア対策を行うイベントの一覧を掲載。臨時のau Wi-Fi SPOTや、車載型基地局を設置する場合は、それが分かるようアイコンを表示している。 KDDIの夏イベントエリア対策では、2011年度においては、「接続できなかった通信」の件数が、2007年度と比べ、94％減少したという。
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