KDDIは、東京ビッグサイトで開催中の「Wireless Japan 2012」にて、NFCとWi-Fiを用いた大容量コンテンツ再生のデモ展示をおこなっている。 紹介されていたのは、アーティストのポスターにNFC対応機種（会場で使用されていたのはGALAXY SII WiMAX）をかざすだけで、プロモーションビデオを再生してみることができるというデモ。ポスターの裏に、Wi-Fiアクセスポイントの情報を埋め込んだNFC対応チップを貼り付けておき、対応端末をかざすことでNFC通信を行い、その情報を基に、実際に動画コンテンツのダウンロード自体はWi-Fi経由で行うというもの。ユーザーはWi-Fiをオンにさえしておけばいい。 その場所に実際に行くことでコンテンツが再生できるという楽しさと、特にアプリの起動やURLの入力などの手間がかからない簡単さが魅力で、販促などでの活用が考えられる。また、NFC搭載機種についても、現状auから発売されているのはデモで使用されていた「GALAXY SII WiMAX」のみだが、先日発表された夏モデルでも1機種がNFCを搭載するほか、今後はますます対応機種を拡充していくという。商用化時期については未定とのこと。
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