いずれも1.5GHz駆動のデュアルコアCPUを搭載したほか、下り最大42MbpsのULTRA SPEEDに対応。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信に対応した“全部入り”の機種となっている。
AQUOS PHONE XxのCPUはMSM8260Aでディスプレイ解像度は720p(1280×720ドット)、ARROWS AはMSM8960・QHD(960×540ドット)と仕様が異なるため単純比較はできないが、それぞれ展示された試作機でベンチマークソフト「Quadrant Professional 2.0」を実行してみたところ、AQUOS PHONE Xxはトータルスコア4860、ARROWS Aは同4921と、ともに高い水準の値を確認することができた。
その他の特徴としては、AQUOS PHONE XxではNTTドコモやau向けシャープ製端末でも導入が進んでいるオリジナルユーザーインタフェース「Feel UX」を採用しており、ウィジェットを貼り付けたスクリーンとアプリ一覧画面を統合的に利用できる操作体系となっている。また、「S-CGSilicon液晶システム」ディスプレイの採用により、従来のCGSilicon液晶に比べ約2倍の明るさを実現しながら省電力化も図った。
ARROWS Aは本体背面に「スマート指紋センサー」を搭載し、ユーザーの指紋を利用して画面ロック解除などが可能。ディスプレイは色彩の鮮やかな有機ELとしたほか、カメラには「Exmor R for mobile」CMOSセンサーを採用し暗い場所でもノイズの少ない画像を得ることができる。