沖電気工業は10日、中日本高速道路へ新東名高速道路向けETCシステムを納入したことを発表した。今回納入したシステムは、ETC車線表示板を従来比150%に大型化することで視認性を高めたほか、ETCカード未挿入のままレーンに進入した場合でも、カードを車載機に挿入することで再通信を行い、レーンの通行を可能にするなど、安全性と利便性を向上させている。また、複数の料金所に設置されたETCシステムの集中管理や出入口閉鎖用阻止棒の自動復旧、遮断機の遠隔制御など、料金所業務の効率化も実現している。