凸版印刷は20日、クラウドサーバ上で高品質な3次元CGをリアルタイムに生成・配信できる自動車業界向けバーチャルシミュレーションサービスを開発したと発表した。新サービスは、販売店の営業支援ツールやWebカタログなどとして、2012年5月より基本システムのテスト販売を行い、2012年夏から正式提供を開始する。同サービスは、自動車の「色替え」や「パーツ替え」などのシミュレーション3次元CGを、ネットワークを介してリアルタイムに生成。PCはもちろん、タブレットPCやスマートフォンなどさまざまなデバイスへ配信できるシステムとなっている。生成された3次元CGは、背景のロケーションを変えたり、好きな方向や角度に自由に回転させたりすることが可能。クラウドサーバには自動車のCADデータだけでなく商品情報もデータベース化しているため、オプションパーツの適合可否や、カスタマイズ後の価格など、営業活動に必要な情報も正確に反映できる。同社では、同サービスの実現により、消費者の要望をリアルタイムに可視化することで具体性のある商談が可能となり、販売機会を最大限に活用できるようになるとしている。導入コストは、初期費用が500万円から、運用費が月額20万円から。
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