フィンランドの政府と産業界が支援するThe Technology Academy Finland(TAF)は19日(現地時間)、2012年の「ミレニアム技術賞」の受賞者を発表した。「Linuxの父」とされるリーナス・トーバルズ氏と、日本人でiPS細胞を開発した山中伸弥氏が受賞した。 この賞は2年ごとに科学技術やIT分野で大きな功績を残した人物に授与され、「エンジニア界のノーベル賞」とも言われる。2006年に青色LEDの発明者である中村修二氏が受賞したことでも知られる。 トーバルズ氏は1991年にLinuxカーネルをオープンソースで公開した。その受賞理由はLinuxの開発によりオープンソースというソフトウェア開発の手法を発展させ、ネットワーキング、Webなどに大きな影響を与えたこと。Linuxはサーバー用途などで大きな支持を得ており、全世界でおよそ3000万人が利用しているとされる。 なお、受賞者の2人には複勝として100万ユーロ(約1億円)が送られる。
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