米インテルは17日(現地時間)、第1四半期(1~3月)の決算を発表した。利益は減少したものの、インテル初のスマートフォンを投入する第2四半期の見通しは上方修正した。 売り上げは129億ドルで、前年同期比0.5%の微増。純利益は27億3800万ドルで13%減となった。全体の6割を占めるパソコン向け事業の売上が2%減少するなど、各部門とも軒並み売上が低下している。昨年買収した米McAfeeなどの売上により全体の売上は維持したものの、利益は減少した。 このような状況でも第2四半期の見通しは売上136億ドルと強気の数字が発表された。同社のポール・オッテリーニ社長兼CEOは「第2四半期には初のインテルベースのスマートフォンを投入する」と語り、サーバーの新しい製品もあわせて「力強い成長に向けての体制が整った」とした。 インテルはモバイル端末に進出するための新しいチップセット「Atom Zシリーズ」をかねてから開発しており、モトローラ・モビリティなどの端末メーカーとも提携することをすでに発表している。その投入が間近に迫っていることが今回の発表で明らかとなった。
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