米アマゾンは27日(現地時間)、ハリーボッターシリーズ全7巻をKindle向けの電子版で発売したと発表した。ハリーポッターシリーズはiOS端末やAndroid端末で読めるEPUB版も同時にリリースされ、一挙に電子化された。 アマゾンはハリーポッターのために専用ページを公開。全7巻のうち1~3巻までが7.99ドル、4巻以降が9.99ドルとなっている。Kindle fireをはじめとするKindle端末やiPadのKindleアプリで読むことができる。英語以外の言語については「今後数週間のうちに世界中のKindle Storeを通じて利用できるようになります」としている。 EPUB版はハリーポッターシリーズの専門サイトであるPottermore SHOPで販売される。「EBOOK」という電子版コーナーが新設され、1~3巻までが7.96ドル、4巻以降が11.15ドルとなっている。また、ハリーポッターのデジタルコンテンツを専門に扱うPottermore.comというサイトもオープンした。こちらは4月に正式オープンで現在はトップページのみ公開されている。 欧米では電子ブックが普及しているが、それでも人気作家のベストセラーが電子ブックとなることはこれまでほとんどなかった。そのためハリーポッターの電子化は衝撃的なニュースと受け止められている。
Amazon、マンガ用のKindle端末を発売!ストレージは従来モデルの8倍となる32GB 2016年10月18日 Amazonは18日、Kindle Paperwhiteのマンガモデルを21日に発売す…