特に注目を集めたのは、iOSやAndroid向けに提供されているビジュアルブラウザプラットフォーム「Aurasma(オーラズマ)」。これは端末のカメラを活用した一種のAR技術で、風景や印刷物などの画像パターンをトリガーにして、アニメーションや実写動画などのコンテンツを端末上で見せるというもの。
HPのブース前には、女性のポスターを持つスタッフが立っており、そのポスターをAurasmaを起動させた状態でカメラで見ると、ポスターの絵柄に反応して端末の画面に映る女性が飛び出して踊り出すというデモをおこなった。
Aurasmaでは特定のオブジェクトでないとリッチコンテンツが見られないというわけではなく、利用者がトリガーとなるオブジェクトを作り、エフェクトを楽しむことが可能。すでにAurasmaのアプリは2011年末時点で300万ダウンロードを突破しており、広告などにも活用されているということだ。