
アバターやスーパースロー動画の作成体験も
Galaxy Showcaseは常設型の無料施設。1階、2階、地下1階のフロアに分かれており、Galaxy S9+ / S9はもちろん、関連商品の使い勝手も試すことができる。今回の展示は5月17日から9月上旬までの期間限定。営業時間は11時から20時までとなっている。

地下1階には、Galaxy S9+ / S9の新機能を試すことができるブースが用意されている。そのひとつがAR Emoji GALLERY。AR絵文字とは、セルフィー撮影で自分にそっくりなアバターが作成できる機能だ。

筆者も試してみた。スタッフの指示に従ってセルフィー撮影をして、肌の色や髪の色、洋服を選んでいくと、アッという間に完了。任意のメールアドレスに送ることで、LINEやTwitterなど各種SNSで活用できるマイ絵文字スタンプを持ち帰ることができる。

一方でスーパースローモーション撮影を体験できるブースはとってもシンプルだった。来場者が金色の紙片を舞わせると、その様子を4人の常駐スタッフが撮影してくれる。紙片が超スローでひらひらと舞い落ちる、そんな美しい映像に仕上がるようだ。ブースには紙片のほか、カラーボールやカツラなども用意。長い金髪のカツラを振り乱す様子をスーパースローモーションで撮影すれば、友人に大ウケする映像が撮れるかも知れない。ここで撮影した動画データも、その場で持ち帰ることが可能だ。

スーパースローモーション撮影と言えば、筆者が訪れた時間帯には中2階のGalaxy Cafeでも同機能を体験できるイベントが実施されていた。シロップを注ぐ様子をGalaxy S9+で撮影するというもの。コップに飲み物を注ぐような日常生活にありふれた行為も、スーパースローモーションで撮影することによって、非日常の映像に様変わりする。

地上階は製品のタッチ&トライ
1階には関連商品を展示している。Galaxy S9+のほか「Gear VR」「Gear 360」「Gear Fit2 Pro」などの実機が用意されており、常駐のスタッフに詳しい話を聞くこともできる。


スタッフに来場者の客層を聞いたところ「場所柄もあり家族連れ、学生、海外からの観光客など幅広いのが特徴です。女性の割合も多いですね」とのこと。施設内にはCafeもあり、また用意しているアトラクションも時期によって変わるので、リピーターもたくさんいると話していた。
2階には悲鳴とどろくVRアトラクション
スタッフとの話にも出たアトラクションだが、Gear VRを使った本格的なものが2階と屋外の特設ブースに、また自転車をこぎながらGear Fit2 Proで活動量を測れるものが地下1階に設置されている。バーチャルスノーボードが楽しめる「Snowboard」は、Galaxy S9+を使った新入荷のVRアトラクション。丘を急降下したり、倒れる木々を避けたり、パラシュートでジャンプしたりと、バーチャルな世界でスノーボードを体験できる。

なおプテラノドンの頭に乗って白亜紀の世界を旅する「Flying Dino」など、これまで人気の高かったVRアトラクションも引き続き設置されている。いずれもプレイ時間は2分前後で、予約は不要、料金は無料。混雑する時間帯は並ぶことがある。身体が360度回転するような、アミューズメントパークさながらのアトラクションでは体験者の悲鳴が階下にまで聞こえることもあるという。
