また、「VoLTE」は2Gの4分の1という効率的な無線リソースが特徴で、電力消費や音質面でも有利な上、メッセージングやファイルシェアリングなど多様な利用法が可能であり、もはや採用不採用を議論するフェーズは終え、今後はどのように対応させていくかを議論する段階に来ているという。LTEに対応していないエリアにおいて3Gとのシームレスな切り替えを実現する「Single Radio Voice Call Continuity」について紹介するとともに、3G技術については、今回のMWCではいかに効率よくネットワークのキャパシティを上げていくか、パフォーマンスを向上させるかという点に主眼をおいて技術を披露する。
ビジネスサービス領域では、「OSS/BSS」(Operation & Business Suport System)中心に紹介。オペレーターはネットワークの負荷や障害対応だけでは顧客満足を得られず、伝送遅延や設定時間等、アプリケーションの情報を把握しておく事でUX(ユーザーエクスペリエンス)を最適化していく必要がある説明。ブースでは各ユーザー情報モニタリング等の事例を発表する。また、昨年米Telcordiaを買収したことからOSS/BSSの一体化を図ることについても触れた。