シャープは、家庭用コンセントからの直接充電に加え、太陽電池モジュールからの充電にも対応した、バックアップ電源用システムモジュール「DU2P1B474Z」を開発したことを発表した。セットメーカーなど向けに販売を開始する。 「DU2P1B474Z」は、制御ユニット、インターフェイス・ユニット、蓄電池(蓄電容量:500Wh)がセットとなった製品。本システムモジュールを活用することで、短期間で高性能なバックアップ電源の製品化が可能となる。出力180W以下、開放電圧40V以下、短絡電流8.37A以下の太陽電池モジュールからの充電に対応しているため、商用電源が使用できない非常時の充電に役立つ見込みだ。 制御ユニットは、電源の入出力や蓄電池の充放電を制御可能。インターフェイス・ユニットは、USB出力端子を搭載しており、携帯電話やスマートフォンなどの充電が可能。蓄電池は、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用し、鉛電池やコバルト酸リチウムイオンバッテリーなどに比べて、長寿命で安定性の高いバックアップ電源の製品化を可能とした。さらに独自のインバーター技術や高放熱技術により、静音性に優れたファンレス仕様のバックアップ電源が簡単に設計できるという。 サンプル価格は税込み300,000円。2月10日よりサンプル出荷を開始。3月20日より量産に入る。月産台数は1,000台。
【デジージョ レビュー】Apple Watchのシンプルな充電台がほしくて、CHOETECH(JP)のスタンドを見ため買い! 2018年4月19日 ガジェットを使っていると、避けられないのは充電。かばんから…