新端末発表に先立ち、ZTEジャパンの副社長兼端末最高責任者、王旗(ワン・チー)氏が登壇、ZTEのグローバルでの実績について説明。続いて、ZTEジャパンのモバイルターミナル事業部第二営業部、安岡浩部長が登壇、新製品「STAR7 SoftBank 009Z」の製品概要が説明された。
安岡氏によると、「3G携帯から乗り換えやすく、使いやすいという部分では(8月に発売済みの)『008Z』のコンセプトを踏襲している」としながらも、「より日本のユーザーの要望に応え、ワンセグや防水対応、本体カラー、さらにパッケージにまでこだわった」とのこと。7色用意されたカラバリの内、メインカラーは地球をモチーフにしたアースターコイズ。その他ビビッドなカラーを揃えており、ピンクは火星をモチーフにした濃い色と、木製をモチーフにした淡い色の2パターンが用意されている。数量限定で、白戸家お父さんストラップが同梱されている。
また、プレゼンテーション後に行われた質疑応答には、王副社長のほか、ZTE CORPORATION GSMの丁(てい)氏、ソフトバンクモバイル プロダクトサービス本部の丹波廣寅本部長が登壇した。
その中で丹波氏は、今回の端末について、「ZTEというブランドとして、あの機能がない、標準レベル、などのネガティブな要素があるところから出発すると、他社と比べて売りにくい。」とした上で、「今回Android端末として入れられる要素は全て入れた。」「日本人の感性を意識して、UIの部分で親しみやすい、エントリーしやすいものにした」とコメント。また、LTE対応については「ソフトバンクとしても順次対応端末を出していきたい」「もちろんZTEからも、いい提案があれば考えていく」と述べた。
「STAR7 009Z」は、宇宙空間の惑星をイメージした7色カラーの防水・ワンセグ対応スマートフォン。白戸家のお父さんが宇宙服姿で浮遊する8種類の「ライブ壁紙」や、お父さんのキャラクターをデザインにあしらったアイコンでアプリをカテゴリ別に整理できる独自のUIを搭載している。
OSはAndroid2.3、サイズは約62×125×12mm、重さ約152グラム。連続通話時間はW-CDMAで約370分、GSMで約430分。連続待受時間はW-CDMAで約410時間、GSMで約460時間。ディスプレイは約3.8インチWVGA/TFT液晶。