各キャリアがAndroid搭載スマートフォンの新製品を次々と発表している。来年はさらに競争が激しくなりそうなモバイル製品だが、現状、注目を集めているのがサムスンのスマートフォンだ。いち早く製品にデュアルコアCPUを投入し、「速さ」をウリにした展開に国内ベンダーの遅れが目立った。他の、もっさり感の残る端末から乗り換えた人も多かったのではないだろうか?先日、LTE版が発表になったばかりだが、ここでは普段から「Galaxy S II」を使用している編集部およびライターなどスタッフを集め、使用感や活用方法について意見を聞いた。
小板:皆さんは「Galaxy S II」を購入するきっかけはなんだったんでしょうか?
日高:はじめは「HTC Desire」を使ってたんですよ。Snapdragon 1GHzのCPUを搭載していた製品ですね。そこへ、1.2GHzのデュアルコア搭載の「Galaxy S II」をサムスンが投入してきた。当時としては、最速の製品だったので変更したわけです。
日高:特有の使い方ということでいえば、Kies airが挙げられます。最初から入っているアプリなんですが、「Galaxy S II」のWi-FiをONにして、自宅などの無線LAN(ホームネットワーク)に接続することで、PC側でスマートフォンの中身を表示させることができるものです。スマートフォンのデータをPC側にダウンロード可能になるんですが、ケーブルやSDカードでのやりとりって意外と面倒なんで助かります。