ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は30日、NEXCO東日本が運営する「E-NEXCOドライブプラザ(ドラぷら)」サイトのインフラを、SBTが構築したプライベートクラウド環境へ移行したと発表した。NEXCO東日本は、高速道路情報サイト「ドラぷら」を2006年から運営している。高速料金検索やサービスエリア情報、ショッピング、コミュニティといった高速道路に関する様々な情報を配信している。提供する情報の特性から、季節や制度変更のタイミングに応じてアクセス数に大きな変動を受ける一方で、ピーク時の処理を前提としたスペックのインフラでは通常時はオーバースペックとなってしまうという課題があった。SBTはドラぷらのインフラをプライベートクラウド環境に移行するため、占有型フルマネージドのクラウドサービスと、クラウドインテグレーションサービスを組み合わせたハイブリット型のプライベートクラウド環境を提供する。これによってアクセス数の急増にも柔軟に対応でき、さらにセキュリティ対策やWebアクセス解析ツールをクラウド環境と組み合わせることで、サイトの信頼性も強化した。