NTTコミュニケーションズ(NTT Com)及び日本カーソリューションズ(NCS)は26日、人工知能(AI)を活用して危険運転の自動検出を行うことに成功したことを発表した。 今回行われた実験では、ドライブレコーダーなどで記録される時系列のマルチモーダルデータ(映像データと各種センサーデータ)を、ディープラーニング技術を用いたAIでの映像分析により、飛び出してくる自転車など、いわゆる出会いがしらの接触事故となりうる危険運転を、9,000件に及ぶデータから約85%の精度で自動検出したという。 ちなみにこうした出会いがしらの事故は、交通事故における発生状況では、「追突」に続いて2番目に多く、割合としては24%に及ぶそうだ。 今後、NCSは接触事故以外にも一時停止不履行や信号無視など様々なケースでの分析を行い、AI分析の高度化を検討し、交通事故削減ソリューションのサービスをより一層向上していく。また、NTT Comは本実験による知見を、映像分析の共通プラットフォームや各種IoTソリューションへ提供していくことを予定しているとのこと。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<
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