ルネサスエレクトロニクスとその子会社、ルネサスモバイルは29日、速度計、タコメータなど運転走行情報のグラフィックス表示やビューモニタのカメラ画像などを表示する高機能車載ディスプレイ向けシステムLSI、『SH7769』を製品化し、サンプル出荷を開始した。SH7769は、今後普及が見込まれる3Dグラフィックスメーターや、センターディスプレイ等の車載ディスプレイ向けとしては同社初のシステムLSIとなる。高性能CPUと高度な3Dグラフィックス機能、高解像度のディスプレイユニット、高性能カメラ画像表示機能や高信頼性システム用機能など、必要な機能を1チップするとともに、小ピン外形で実現。わかりやすい表示、操作性向上などの高度なヒューマンマシンインタフェースに対応したグラフィカルユーザインタフェース表示や、カメラ入力における魚眼レンズの歪んだ画像補正を可能としている。同社では、新製品の導入で、高性能・高機能システムの小型化、低コスト化が図れるとしている。価格は5000円。2013年6月から量産を開始し、2014年6月には月産3万個を量産する予定。
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