LTEネットワークでは、電波の送受信を行うリモート無線ユニット(RRU)がCPRI(Common Public Radio Interface)と呼ばれるインタフェース(一般に光ファィバーが用いられる)でコアネットワーク側に接続されるが、今回公開されたシステムではCPRIより上流の基地局設備を標準的なPCのアーキテクチャで動作するサーバーに置き換え、データセンターに収容する。基地局の無線部分以外が言わばクラウド化される形で、Intelではこのシステムを「Cloud Radio Access Network」と呼んでいる。