8日にNTTドコモが発表した「Xi(クロッシィ)」の新データ通信プランでは、これまでの定額サービス上限だった5GBから2GB増やされ7GBとなった。 この料金体系はおよそ1年後の2012年の10月1日から適用されるが、NTTドコモの山田隆持社長は「Xiユーザーの98%は7GBの定額内に収まるとみている」と説明。7GBという通信データ量については、「Huluの映像サービスをおよそ30時間分試聴した場合のデータ量」として、よほどのヘビーユーザーでなければ定額をオーバーすることはないとの認識を示した。 また、利用者には6GB・7GBに到達したときにメールで通知し、7GBを超えた場合でも料金は加算されずに通信速度だけが128Kbpsに落ちるプランと、最大75Mbpsの速度はそのままに2GBの通信ごとに2625円が加算されるオプションを選択できるようにもする。高速大容量通信ゆえの「パケ死」を防ぐための配慮もなされているというわけだ。