富士通は20日、文書管理システム「Documal」(ドキュマル)のSaaS型となる「Documal SaaS(ドキュマル・サース)」の販売を開始した。 「Documal SaaS」は、企画、調達・購買、生産などの業務で生じるさまざまなドキュメントを作業ごとに保管できるサービス。国内外の拠点間・取引先でドキュメントを共有し、作業の進捗情報や最新情報をグローバルに共有することも可能。また、各種審査・監査にあたっても「Documal SaaS」上の実施業務の記録を流用できる。日本語の他、英語・中国語にも標準対応する。 業務で幅広く利用できる「取引先情報共有テンプレート」「品質管理テンプレート」「マニュアル公開テンプレート」の3種類の業務テンプレートが用意されており、独自の業務用語・仕様に変更することもできる。また製造・流通業の基幹業務のみならず、稟議申請や旅費精算などの総務系業務に活用できる。また、作成・承認・保管・配信といった業務のキーとなる4つのアクションを組み合わせ、独自のワークフローも簡単に作成できる。 「Documal SaaS」の先行導入例では、13種類の申請書類を年間1,600枚プリント出力していた業務を電子化。ペーパレスを実現し、印刷・保管・配送のコストダウン、承認・通知のスピードアップ、CO2排出量63%削減が可能となったとしている。なお、ベースとなった「Documal」は、富士通中国システムズが取り扱っており、製造・流通業などを中心に約400社の導入実績を持っている。 価格は、初期費用30万円~(導入基本サービス、必須)、月額費用10万円~(運用基本サービス、必須)など。
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