オンラインホテル予約サイトのHotels.comは、国内および海外旅行における宿泊費の調査結果を発表した。 それによると、海外旅行でホテルの宿泊に最も費用をかけるのは日本で、1泊あたりの平均料金は14,118円だった。次いで第2位となったのはアメリカで13,925円、第3位はロシアで13,911円。世界的に見ても日本人はホテルの宿泊に多く費用をかけていた。アジア勢で見ると、日本に次ぐのは韓国で1泊あたりの平均料金は13,039円、その次は中国で12,885円という結果だった。 一方で、国内旅行でホテルに支払う料金についても同様に調査を実施。国内旅行でホテルの宿泊に最も費用をかけるのはシンガポールで、1泊あたりの平均料金は15,720円。次いで第2位となったのは韓国で15,577円、第3位はロシアで14,302円だった。日本は、第4位で13,656円という結果だった。 同社では「海外旅行でホテルに最も費用をかける上位10ヵ国のうち5ヵ国はアジアの国々だった。これはつまり今後、ホテル経営者はアジアの言葉を話せるスタッフやプログラミング、またはアジア料理などのサービスを提供することにより、そのホテルの利益を高められる可能性があることを示唆している」とコメントしている。●1泊あたりの平均料金・日本 14,118円・アメリカ 13,925円・ロシア 13,911円・オーストラリア 13,263円・韓国 13,039円・中国 12,885円・イギリス 12,805円・アイルランド 12,613円・ニュージーランド 11,715円・フランス 11,705円●国内旅行でホテルに支払う平均料金・シンガポール 15,720円・韓国 15,577円・ロシア 14,302円・日本 13,656円・オーストラリア 12,165円・中国 11,761円・イギリス 11,211円・アメリカ 9,946円・ドイツ 9,940円・アイルランド 9,371円