5日から開催される「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2011」にて、KDDI研究所は一時的に通信が切れてもアプリやサービスの継続利用を可能とする「切断耐性モバイル通信サービス」を展示する。 これにより、例えばモバイル端末にデータをダウンロードしている最中に通信が一時的に切断されても、モバイル端末内の切断耐性ソフトとサーバを連携させることで、継続してコンテンツのダウンロードが可能になる。通信が復帰すると、切断耐性ソフトから切断耐性サーバへ再接続後の新しいIPアドレスを通知する。切断耐性サーバが、切断中に取り込んでいたデータを送信し、アプリが自動的に再開される。3GだけでなくWiMAXやWi-Fiなど複数の通信手段に対応している。 同展示会ではそのほかにも、電波の可視化ツール「電波到来方向可視化システム」や、複数の無線方式を同時に利用できる「高速ヘテロジニアス無線ネットワーク」、LTEのネットワーク設計・運用を自動で最適化する「LTE-SON技術」が展示される。