KDDIは23日、頓智ドットの協力のもと、KDDI研究所が開発した「手のひらAR」技術を使ったauスマートフォン向けARアプリケーション「てのりん」を発表した。24日より無料で提供する。 「手のひらAR」は、スマートフォンのカメラで手のひらを写すと、手のひらの位置や傾きを検出して、手のひらの上に3Dオブジェクトを表示させることができるAR(Augmented Reality:拡張現実感)技術。「てのりん」では、「手のひらAR」を利用することで、スマートフォンのカメラで手のひらを撮影すると、画面上にキャラクターが出現。手のひらに乗っているかのように、歌ったり、踊ったりする。KDDI研究所の開発した「3D CGキャラクターのアニメーション自動生成技術」により、音源から自動的にモーションを生成しているという。 キャラクターとしては、KDDIオリジナルキャラクター「かりん」が無料でプリセットされるほか、さまざまなキャラクターがアプリ内のマーケット機能からダウンロードできる予定(有料・無料)。なお、サービスの提供開始を記念し、クリプトン・フューチャー・メディアの協力のもと、3Dで作成したバーチャルキャラクター「初音ミク」も無料で公開される予定。 対応機種はIS03、REGZA Phone IS04、IS05、SIRIUSαIS06、AQUOS PHONE IS11SH、AQUOS PHONE IS12SH。AQUOS PHONE IS11SH、AQUOS PHONE IS12SHへは、ショートカットアプリケーションがプリインストールされる。
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