KDDIと楽天は29日、電子マネー等を中心とするサービスの業務提携に向けた基本合意書を締結したことを公表した。電子マネーEdyとauのスマートフォン/携帯電話を活用する新コンセプト「Edy | au (エディエーユー)」の立ち上げなどを共同で推進する。
この業務提携は、楽天の電子マネー「Edy」を中心とした戦略的提携により、決済インフラの整備・提供をはじめ、双方の事業拡大と共同ビジネスの展開を図るのが目的としている。両社は、提携を象徴する新コンセプト「Edy | au (エディエーユー)」を立ち上げるほか、両社の顧客にとって利便性の高いサービスの提供を目指すとしている。両社はスマートフォンでの電子マネーの利用加速を視野に入れ、新サービス提供、それに伴うプロモーションやキャンペーン等のマーケティングビジネスやNFCなど新規事業の拡大を検討していくとのこと。ちなみに「Edy」は、楽天の子会社であるビットワレットを通して運営されているプリペイド型電子マネーサービスだ。