東京電力が28日午前9時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。●原子力発電所・6月27日午後4時20分、1、2、3号機の原子炉への注水について、ろ過水タンクからの注水に加え、水処理設備で処理した水の利用を開始し、循環注水冷却運転を開始。午後5時55分、処理水タンクから原子炉の注水ポンプへ供給する配管からの漏えいを発見したため、処理した水の供給を停止。・6月27日午前8時23分、発電所内の電源切り替えに伴い、2号機燃料プール冷却浄化系を一時停止。同日午後4時53分、運転を再開。・6月27日午前9時2分、発電所内の電源切り替えに伴い、2号機タービン建屋立坑から集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)へ溜まり水の移送を停止。同日午後5時7分、移送を再開。・6月27日午後3時、3号機使用済燃料プールに燃料プール冷却浄化系を用いたホウ酸水の注入を開始。同日午後5時18分、注入を終了。・6月21日午後3時32分、3号機タービン建屋地下滞留水の集中廃棄物処理施設(プロセス建屋)への移送を開始。6月27日午後3時44分、移送ポンプを一旦停止。同日午後5時、移送ポンプの2台運転を開始。・6月27日、クローラーダンプを用いて、5、6号機原子炉建屋西側において、放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤の散布を約5,300m2の範囲で実施。