ネットレイティングスは、インターネット利用動向調査の2011年5月データを分析した結果を発表した。それによると、オンラインストレージ「Dropbox」、およびドキュメント管理システム「Evernote」の国内の月間利用者数が、50万人を突破したことが判明した。 Dropboxは、米Dropbox社が2008年9月より運営している、データ共有・同期ができるオンラインストレージサービス。一方Evernoteは、米Evernote社が2008年6月に一般公開した、さまざまなフォーマットのドキュメントを同社のサーバを介して管理できるオンラインドキュメント管理サービス。いずれもインターネット(クラウド)の向こう側でデータを処理し、ユーザーがそれをネットワーク経由で利用する「クラウドコンピューティング」を利用したサービスとなっている。 「Dropbox」「Evernote」は、サービス開始後ともに堅調に利用者数を伸ばしており、5月時点の国内月間利用者数が、Dropboxが64万人、Evernoteが56万人となった。ちなみに両サービスの訪問者構成を男女別で見ると、いずれも男性の占める割合が非常に高く、男女比はDropboxが85:15、Evernoteが86:14となっていることも明らかとなった。 ネットレイティングスは、スマートフォンの普及を増大要因の1つとしており、「スマートフォンは従来の携帯電話と比較してファイルの閲覧や編集が容易ということもあり、このようなクラウドサービスとは相性がいいと言えます。それを象徴するかのように、2010年11月にEvernoteがNTTドコモと、2011年5月にはDropboxがソフトバンクとそれぞれ提携を発表し、加入者へのサービスの拡充を表明しています」と指摘している。※編集部注:調査元による報道発表に修正があり、月間利用者数は国内のWindows PCユーザーによるものであるとのことです。
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